英語

【洋書の威力】リスニング力も上がる!洋書初心者の為の洋書の読み方解説

僕は英語の勉強をしたことがほとんどありません

「ほとんど」というのは、中学の時はよくあるワーク提出などでワークを埋めたり、高校の時はテスト1週間前くらいから文法事項を確認したりしていました。そして大学受験期は大学の過去問などを使って対策したくらいです。

僕が大学受験までで買った英語の参考書、問題集は(過去問を除けば)1冊だけです。それでも英語の偏差値は65〜80程度でした。

あらゆる英語のテストで時間切れになったことがありません。

今回はそれを可能にした洋書について語りたいと思います。
(注:ここでの「勉強」は、教科書や参考書などでインプットし、問題集などでアウトプットをすることとします)

はじめて洋書を読んだ日

僕がはじめて読んだ洋書は、サリンジャーの”Catcher in the rye”でした。大きい本屋で洋書と日本語訳両方買いました。当時中3の僕にとっては結構な出費でした。

英語にそこそこ自信はありましたが、いざ読み始めてみると、1ページ読むのに2時間くらいかかりました。まず早速一文目から躓きます笑。

If you really want to hear about it, the first thing you'll probably want to know is where I was born, and what my lousy childhood was like, and how my parents were occupied and all before they had me, and all that David Copperfield kind of crap, but I don't feel like going into it.

まず長い。これで一文です。今思えば全く難しくないのですが(文法的には)、中3当時の僕のやる気を削ぐのには十分貢献しました笑

多分僕はこの一文を読むのに10分くらいかけた覚えがあります。「 知らない単語はあまりないのになんかよく分からない」状態でした。それからも辞書と格闘しながら分からない単語は逐一調べ、日本語訳と照らし合わせていきました。

これが僕の最初の洋書体験でした。スラスラ読めるなんて夢のまた夢。泥臭い単純作業の連続です。結局この日はたしか数ページ読んで終わりにした気がします。

これが僕が洋書を読んだ最初の日の出来事でした。

洋書の読み方

はじめて洋書を読む場合

僕は結局、Catcher in the ryeを約1ヶ月で読み終えました。

初日のペースで読んでいくと大体450時間かかる計算です。熱心な大学受験生でも一ヶ月で450時間勉強できる人がほとんどいないことを考えると1ヶ月で読み終えるのは最初にしてはかなり速い事になります。

僕は読み方を変えたのです。辞書は最初のページ以降ほとんど使いませんでした

僕がやったことは、まず日本語で5〜20ページ程読んでからそこの該当する英語の部分を読んでいくことの繰り返しでした。

結果的に辞書を使わなかったにも関わらず、語彙は増え、読むスピードも上がりました

よって、最初に洋書を読むときは、日本語版と原文両方用意し、見比べるように読んでいくと良いでしょう。

慣れてきたら...

いわば日本語訳は補助輪です。僕は街中で補助輪をつけながら自転車を漕いでいる人を見かけたことはありません(記憶の限りでは)。

それと同じように、日本語訳という補助輪は強力ですが、いつまでも頼っていると次のステージへ進めません。

もちろん個人によりますが、目安としては日本語訳と原文の読み比べを3〜10冊程度読んだら、日本語訳を卒業しても良いでしょう。

では日本語訳を卒業したらどうすれば良いかですが、それは勿論個人の決定によります。

ですが、日本語訳を卒業した後も、わからない単語をかたっぱしから調べる必要はありません。

重要なのは、本の内容を楽しむことです。

僕個人として、例え分からない単語がたくさんあったとしても、もし調べることで読書への意欲が失われるくらいなら単語は調べない方がマシだと思っています。

それに、分からない単語でも、何回も何回も登場するものがあると思います。そういうのはだんだんと意味が推測できる様になると思います。

よって、日本語訳を卒業した後は、日本語の本を読むのと同じ感覚で読んでいけばいいと思います。

洋書を読むに当たって意識すべきこと

気分を優先させる

人の感情はずっと一定ではないので、「今日は辞書使いたくない」という日もあれば、「今日はやる気に満ち溢れているから分からない単語は片っ端から調べる!」という日もあるでしょう。

重要なのは、その時の気分に任せることです。

単語の意味を調べたければ調べ、調べたくなければ調べない。それが挫折を防ぐことに繋がると思います。

洋書を読んで英語力を上げるのが目的とした時、一番勿体無いのが途中で諦めてしまうことです。
逆に、長い間続けることが出来れば進みは遅くとも必ず力をつけることが出来ます。

「読むべき本」ではなく「読みたい本」

「洋書初心者はまず幼児向けの簡単な絵本やペンギンリーダーズから読み始めると良い」みたいな記事をよく見かけると思います。確かに、これらは絵本やペンギンリーダーズを読みたいと思っていた人からすれば良いアドバイスであるでしょう。

しかし、そういうものに興味がない人にとってはむしろ苦痛になり得るでしょう。

大切なことは続けることです。そのためには、自分の感情に素直になって読みたい本を選ぶべきです。

いくら難しい本を選んできてもあまり関係ありません。なぜなら、先ほどアドバイスしましたが、最初の3〜10冊程度は日本語訳と一緒に読んでいけば良いからです。これなら難しい洋書でもあまり躊躇せずに手に取ることができると思います。

詳細ではなく全体像をつかむ

これは非常に重要です。正直僕は今でも洋書を読んでいて分からない表現や文に出会うことがしょっちゅうあります。ただ、全体像はしっかりとつかむことが出来ます。

全体像をつかむためには小説なら大まかな出来事の起こった順番や流れ、ノンフィクションなら筆者の主張を把握しましょう。これらを把握するためには本の内容を詳細に理解する必要はありません。

初めのうちは全体像を掴むのも難しいと思いますが、日本語の本でできていれば英語でも出来る様になります。

慣れてきたら日本語から離れる

日本語と英語は1対1対応ではありません。英語特有の表現、日本語特有の表現があります。

勿論最初は日本語訳は洋書を読む時の強力な助っ人となります。

しかし、いつまでもそれに頼っていては日本語的な発想でしか英語を認識できません。一段上のステップへ行くには、いずれは英語を日本語から切り離していく必要があります。

これが英語を英語で考えるということです。

洋書を読んで出来るようになること

英語を読むスピードが上がる

これは容易に予想がつきやすいと思います。

僕は思考のスピードはあまり速い方ではありませんが、最初に書いた通りあらゆる英語の試験で時間に悩まされたことはありません。

いつも英語の試験で余った時間を数学や物理に使えたらな〜と思っていました笑

英語を読むスピードが上がると洋書を読むのが楽しくなっていきます。そしてさらに読むスピードが上がって洋書を読むのが楽しくなり....と続けていくうちに英語を読むスピードがネイティヴに漸近(或いは追い越す)していきます。

英語を読むスピードの指標としてwpmがあります。これは一分間に何単語読めるか、という単位です。

https://www.forbes.com/sites/brettnelson/2012/06/04/do-you-read-fast-enough-to-be-successful/#7e856b32462e

Forbesによると平均的なネイティヴの成人は一分間に300単語読むことができるらしいです。つまり300wpmということになります。

しかし、目標としては、Average college student の450wpmに設定すると良いでしょう。

書店などで売っている洋書は1ページ約300〜400単語程度です。なので、最終的には1ページ1分程度で読めるようになると良いでしょう。

リスニング力が上がる

これはただ単に洋書を読めば良いというわけではありません。最低限の発音は出来るようにしておきましょう。完璧でなくても良いので、RとL, SとSH, TH, F, Vなどは出来るようにしておきましょう。

このことを踏まえると、洋書は意外にもリーディング力だけでなくリスニング力向上にも非常に役立ちます。

僕も洋書をある程度読んでからはリスニングに対しての苦手意識がなくなりました。

行き着くところまで行くとぼーっとしててもリスニングで英語の内容が分かるようになると思います。

僕はまだぼーっとしてる時は英語の内容が頭の中に入ってこないのでまだまだです...

まとめ

重要なのは洋書を読み続けることです。今日はまだ理解度が1%でも続けていくうちに明日には1.5%, 一ヶ月後には10%, 一年後には80%と面白いくらいに英語が分かるようになっているかもしれません。

続けるために必要なのは、勝手にルールを作って(一日10ページは必ず読む!など) 自分で自分の首を絞めることではなく、いつでも気分を優先し完璧を目指さないことです。

この記事がきっかけで一人でも洋書好き、本好きが増えると嬉しいです。

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おととらべる

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現役理系大学生。 Programming : Java, Python 音楽活動名義はRoot Introvertです。 音楽制作でのリリース、プロモーション ByeByeCopyright -> Root Introvert - Between Our Hearts (2019年3月) AirwaveDubstepTV -> SHADOWKEY - Kiss Me(feat. Jellow) (Root Introvert Remix) (2019年10月) NoCopyrightNation(NCN) -> Root Introvert - You Don't Wanna Be Lonely(2020年2月) 7even EDM -> Root Introvert - You Don't Wanna Be Lonely(Promotion) (2020年3月、4月) InspiredByInspired -> Root Introvert - You (2020年2月) AshesToFlame Records -> Root Introvert & Isura - Reminiscent (2020年4月) 一人旅 : タイ、ラオス、ベトナム、マレーシア

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