Googleで"EDM おすすめ"と検索すると基本的に出てくるのは定番曲ばかり。しかも古い。
Martin Garrix, The Chainsmokers, Zedd, Kygo, Calvin Harris....彼らが偉大なアーティストであることは確かですがどのサイトを見ても同じアーティストばかり書いてあるのでなかなか他のアーティストを見つけづらいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のためにEDMオタクの僕がオススメの曲を紹介します!(随時更新)
SLANDER & Said the Sky - Potions (ft. JT Roach)
Slander, Said the Sky, JT Roachについて
2019年5月にリリースされた曲です。
Slander, Said the sky, JT Roach全員アメリカ出身です。
Slanerはつい最近まではTrapやゴリゴリのBass musicを作っていた記憶がありますが、いつの間にか美メロ路線も敷き始めた印象があります。特に初期と今では作風が全く異なるので聴いてみると面白いです!
Said the skyは主にFuture Bass系統の音楽を作っているアーティストです。下の曲のような斬新なDrop(所謂サビ...かな?)や惹きつけられる淡いイントロなどが特徴です。
1:18〜Dropが始まりますが、
っおっおっおっおっおーー
っおーーっおっおっおっお Yeah eah
なんてものを突っ込んでくる斬新さ! これからの作品も楽しみです。
EDMを聴く時に無視しがちなのがボーカルです。しかし、EDMはボーカルを軸に開拓していくと自分の好みの曲に出会える可能性が高まります!
是非、ボーカルにも注目しましょう。
JT RoachはEDMでボーカルとして活動している他、自らも曲を手がけています。
自ら手がける曲はPops系統が主なようです。Popsの中でも静かでおっとりするような曲が多い印象です。
Starlyte & Bentley Jones - Show You the Way
Starlyte
StarlyteはマレーシアのEDMプロデューサーです。
近年は東南アジア勢が目立ってきてます。主観ですが東南アジア勢の曲は日本人の耳によく合うと思います。
Stalyteはジャンルとしては主にProgressive Houseの曲を多く手がけている印象があります。
Progressive Houseの他にもFuture Bassなども作っています。
Bentley Jones
僕は知らなかったのですが、調べてみると日本語で歌を歌ったりしていてYoutubeの曲名の上のタグ欄(?)みたいなところに
#のどじまんザワールド
とかあったので日本と親交があるようです。曲の中の日本語ネイティブレベルでめちゃめちゃ上手いです!
イギリス出身らしいですがTwitterでは日本語でもツイートしています。
Hoang - Gone (Official Lyric Video) ft. Kianna
Hoang
Hoangは確か前までベトナム出身という情報が載ってた気がしますが今探してみてもどこにもその情報は載っていませんでした(幻か?)....
まだこの曲と、"Don't say"の2曲しか正式には発表していないようです。これからがますます期待できるアーティストです!
Kianna
残念ながらKiannaについての情報は入手できませんでした。上の動画の概要欄を見ても、Hoangはfacebookやtwitterのリンクがあるのに対し、kiannaは”N/A"...
良くてキレのある歌声なのですが....残念です
Seven Lions & Crystal Skies - Sojourn
この曲のポイント
この曲は1つの曲に3つのジャンルが共存しているタイプの曲です。
そのジャンルは、Melodic DubstepとDubstepとPsytranceです。
Melodic Dubstepは名前の通りDubstepから派生したジャンルです。Dubstep特有のベース音や治安の悪さを排除して(例外あり)曲をメロディアスに仕上げるジャンルです。
PsytranceはDropが特徴的で、他のジャンルでよく使われるリード音やコード,パッド音はあまり使わず、キックとベースの2音を主題としてそれらを「聴かせる」タイプのジャンルです。
1:20〜のDropはMelodic Dubstep。
1:46〜はDubstep
2:50〜はPsytrance
となっている、斬新な曲です。
Seven Lions
Seven Lionsはアメリカ出身のプロデューサーです。
ハードさとメロディアスさ、壮大さを全て持ち合わせた曲を量産して飽きにくいアーティストの一人です。
主にMelodic Dubstepを制作しています。
Crystal Skies
Crystal Skiesは2人組のアメリカ出身のDJ/プロデューサー デュオです。
彼らもSeven Lionsと同じくMelodic Dubstepを主軸としていますが、Future Bassよりの曲からDubstepよりの曲まで幅広く制作しています。
HoneyComeBear - Mirror
HoneyComeBear
日本人です!
Future Bassですが、Future Bassにも色々あります。この曲は日本的なKawaii Future Bassの雰囲気を保ちつつ、全体としては哀愁漂う(と、個人的には思っている)曲です。
そのような曲はEDMの中でもほとんど見ることが出来ないレア物です。
これからもっと伸びていくでしょう。
Blastoyz - Mandala
Blastoyz
この曲はyoutubeで2000万回以上視聴されています。Blastoyzは近年のPsytranceの代表的なアーティストの一人ですが、そもそも日本にあまりPsytranceが浸透していないので是非紹介したいと思いました。
先ほどのSeven LionsのはPsytranceと他のジャンルが混ざっていましたがこれは100%純Psyです笑
Infected Mushroom - Suliman
Infected Mushrooms
せっかくなのでもう一つPsytranceの有名アーティストを紹介します。
Infected Mushroomsは活動期間が異常に長いです。上の曲はYouTubeに2007年にアップされています。
そして10年以上経ちますが、いまだに精力的に活動しています。しかも曲のスタイルをほぼ変えずに.....
普通は一人のアーティストを観察していたら10年で大きく方向性が変わったり他のジャンルにも色々手を出したりしていますが彼らはそういう傾向があまりありません。
2018年には↓のような曲を出しています
うーん、変わってない(いい意味で)笑
Madeon - All My Friends
Madeon
Madeonは有名なフランス出身のプロデューサーです。
Madeonは本当に様々なジャンルやスタイルの曲を作り続けています。彼といえばPoter Robinsonとの作品"Shelter"が大ヒットしたので知ってる方も多いと思いますが、彼個人でも長く音楽活動を続ける中でヒット作を生み出し続けています。
Virtual Riot - Lunar
Virtual Riot
EDMをある程度聴いてると必ず耳にするであろうアーティストです。ですがなぜか「EDM おすすめ」という系のページであまり紹介されていません。
Virtual Riotはドイツ出身のプロデューサーです。彼の大きな特徴の一つは作る音楽ジャンルの数です。
Future Bass, Dubstep, Glitch Hop, Electro House....僕は彼がどのくらいの数のジャンルを手がけているか分かりません笑
そしてもう一つの特徴はジャンル数は多いにも関わらずどの曲もどこか一本の糸で繋がっているような, 聴いたらVirtual Riotだと分かるところです。
Dabin - Bloom (feat. Dia Frampton)
Dabin
Dabinはカナダ出身の韓国人プロデューサーです。
現在は主にFuture Bass, Chill, Drum n Bass, Electronicなど様々なジャンルの曲を作っています(この曲は恐らくChillに分類されます)。
初期の頃はDubstepを中心に作っていたそうです。年々曲が少し穏やかになっていく印象があります。
Dia Frampton
Dia Framptonはアメリカ出身のシンガーソングライターです。
活動期間は2005年からと、かなり長い間活動されています。
初期から2013,4年くらいまでの曲のMVなどは日本人のシンガーのような雰囲気を纏ってるような気がしなくもないです笑
最近はDabinやIlleniumの曲にボーカルとして入るなど、EDMに足を伸ばしています。
Refuzion - Crash And Burn
Refuzion
Refuzionはノルウェー出身のプロデューサーです。
この曲は僕がHardstyleにハマったきっかけとなった曲です。
Hardstyleの中にも様々なジャンルがあり、Refuzionの作る曲の多くは Euphoric Hardstyleという部類に入ります。Hardstyleの中でもメロディアスな部類です。
この曲は今まで紹介した中では一番"EDMっぽい”曲だと思います。"EDMっぽい”中でもメロディーが綺麗でかつノれる感じでいいです。
Tritonal - U Found Me
Tritonal
Tritonal はアメリカ出身のEDMデュオです。
彼らはメロディアスなPops的なサウンドを軸においてそれをProgressive HouseやFuture Bassなど様々なジャンルに派生させています。
この曲はFuture Houseに分類されます。
Tritonalはイントロのトロピカルで軽快なサウンドが特徴的です。
Lost Sky - Forever
Lost Sky
Lost SkyはもともとTULEという名義で活動していました。出身地はわかりませんでしたが、Soundcloudの名前のところを見ると恐らく北欧や東ヨーロッパの方の出身だと思われます。
Lost SkyはとにかくとっつきやすくかつかっこいいTrapの曲を作ります。
EDM初心者だとTrapは最初とっつき難いジャンルかも知れませんが、Lost Skyならその心配は要りません。
まとめ
日本ではあまり知られていないであろうアーティストを集めたため、かなり主観が入ってしまいましたが、この中から一つでも気に入った曲を見つけてもらえれば嬉しいです!
僕のこのブログでは、音楽や音楽制作に関する情報などを発信しています。EDMを通じて音楽制作にも興味を持ったら是非僕の記事を読んでみてください。