【ジャンル別EDM制作講座】Future Bassの作り方 A

ジャンル別EDM制作講座

ジャンル別EDM制作講座の2回目、Future Bassです。ですが”A”とはなんでしょう…

僕は今回以外にももう何回かFuture Bass制作講座を作りたいとおもいます。Future Bassは非常に幅が広いので…..

今回の”A”は、Tropical Bass寄りのFuture Bassです。Tropical Bassという正式なジャンルがあるかどうかは分かりませんが、下のIksonの曲で、本人がSoundcloudのタグ付で”Tropical Bass”とあったのでそれを継承します。

Ikson – Bliss (Official)

僕が作ったのはこちらです

これ、実は先日のブログ記事のやつと”ほとんど”同じです。

変えたところはVocal Chopsにリバーブをかけたことくらいです。ミキシングが崩壊しているのは気にしないでください(無理な注文)



Kickの音量が異常に大きくてバランスが崩れていますがもう直す気力がありませんでした….

第一回のProgressive Houseの方ではイントロから解説しましたが今回はBuild upからです。理由は疲れているからです(許してください!)

それでは早速解説していきます!

はじめに

この曲は、

Key : D# maj
BPM : 140

です。

Buildup

Acoustic Guitar

僕はギターは持っていますが、オーディオインターフェースを持っていないため、サンプルを使用しました。

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cymaticsの無料のサンプルパックです!ここからKeyがEのギターのループを選び、それをD#に変換しました。



E.Guitar

エレキギターは前回のProgressive Houseの時と同様、Nexus2のXP Guitarを使いました。

プリセットは”Lead Guitar 4″です。これにディストーションを強めにかけています。

いきなりBuildupで入ると不自然なので、ローパスフィルターとボリュームのオートメーションを用いてだんだんと音が大きくなるようにしました(DTMで必ずと言っていいほど使う手法)。

メロディーは下のような感じです。テキトウです笑

Piano

上のようなコード進行です。プラグインはAddictive keysを使用しましたが、僕は貧乏なのでdemoバージョンで我慢しています…(泣)

Vocal Chops

おそらくこれが今回の要ですね。Vocal Chopsと言っていますが正直Spliceから取ってきた普通のボーカルの音程を上げただけです。

このボーカルです

Splice

ここの、KeyがF, BPM 135のやつを2つ選びました。音楽理論をまともに理解していない僕のやり方としては、まずKey : Fのサンプルを一旦D#に変換してから音程を1オクターブ上げるという方法です。BPMは135から140に変換します。

Riser, Uplifter, Downlifter

コツとして、Buildupに入る時にDownlifterを目立たない程度に軽く入れるというものがあります(もちろんやらなくても全然大丈夫です)。

そして、Downlifterが消える頃にUplifterが大きくなり始めるようにすると良いでしょう。

また、Riserは結構大事です。RiserはSample選びが重要で、曲によって、目立つRiser, 目立たないRiserを選びましょう。今回は、前面に出てこない、目立たないRiserを選びます。

どうしてもRiserが目立ってしまう場合はEQでハイパスフィルターをかけたり、単純に音を小さくしてみるなどの工夫をしてみましょう。

Drum Loop

ぜひ、Shaker Loop, Buildup Drums, Drum Loop, Percussion Loopなどのサンプルを使いましょう!

これらがないだけで、Buildupがスカスカに聴こえ、迫力に欠ける場合があります。

今回は以下のサンプルパックを使いました(まーたCymatics)

LIGHT - Free San Holo Sample Pack
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Drop

E.Guitar

Buildupの時と同じやつです。

Vocal Chops

これもBuildupの時と同じやつですが、Dropでは節目節目でリバーブをかけ(上の画像のオートメーションのように)、音を残響させると良いでしょう。

あと、ミキシングの観点から、次の2つの音声を聴いてみましょう。

2つとも”I feel like〜”と言っているのは変わりありませんが、最後のlikeの所で顕著な違いが出ているのですが分かりましたか?

これは聴いている環境にもよると思いますが、上の方は”like”と言う時にキーンとするような高音が響いていたかと思います。下にはそれがありません。

キーンという音は、意図的でなければ、心地よく曲を聴くためにもなるべく排除したい音ですよね。

排除の仕方は簡単で、下の画像のようにEQでキーンという音の所をカットしてしまいましょう。

これだけです。耳障りな音はこのようにカットしてしまいましょう。ただし、やりすぎは全体的な音質を損なう可能性があるのでやめておいたほうがいいです。

Chords

ChordsもFuture Bassに必要不可欠な要素ですね。コード進行は上のような感じです。

次に音です。今回は以下の3つの音を重ねました。

一番上から、使用プラグインは、serum, massive, 3x Oscです。

今回はChordsの音は優しめかつ控えめな感じに仕上げたかったので、3x OscでのWhitenoiseの音量をやや大きくしました。Whitenoiseの音量が小さいとSerumの音が目立ってしまいます。

音の選び方としては、上のSerumのようなやや高めでクリアな音源と、その下を支える音源をMassiveで選ぶことを意識しました。

もちろん、似たような音をチョイスする手もありますが、その場合はやはりChords音が目立ってしまいます。控えめにしたいときは別種の音を選びましょう。

Sidechainは忘れずにかけましょう(上の音声では掛けてないです)!Progressive Houseなどの4つ打ち系なら”Kickstart“というプラグインが安くてオススメですが、Future Bassなどの場合は僕はFL Studioに標準搭載されている”Fruity Balance”を使って以下のようにKickに合わせてオートメーションを書きます。

Bass

コード進行に沿って、ルート音をなぞる感じにしました。

上がSub Bass, 下が中音〜高音を支えるベースです。EDMではベースを4つ程度(Sub Bass, Low Mid Bass, Mid Bass, Mid High Bassなど)使用する場合もありますが今回は面倒臭かったので2つのみにしました。

DTM初心者でSub Bassしか使用していない場合がありますが、そういうのはどうしても初心者感が出てしまいます。是非、最低2つのベースを使用しましょう!

気分的に下の音声だけにサイドチェインを掛けましたが、勿論Sub Bassにもサイドチェインを掛けます。sub bassのサイドチェインは単体で聴いたときに少し違和感があるくらい強いと良いでしょう。

また、ベースは目立ちにくいパートなのでテキトウになりがちですが、色々工夫すると曲の完成度が上がります。

今回はルート音をなぞっただけですが、是非少し動きを出したり、ピッチオートメーションを使用して一瞬だけ音を高くするなどの事をしてみましょう!

Kick

Kick 選びが重要であることはあらゆるところで述べられています。では、どのようなサンプルを選べば良いのでしょうか。もちろん答えは作りたい曲の雰囲気などで決まりますが、今回は上のようなKick音を選びました。

選んだ時のポイントは、

  • 高音域がしっかりしていて埋もれない
  • 低音はやや控えめ
  • 伸びのないサンプル

です。

Kickは低音もそうですが、高音も選ぶ時に非常に重要な要素です。特に今回のようなやや控えめな曲だと低音ががっつりしていると不自然なのでその分高音でKickの存在感を出してあげる必要があります。また、Kickを選ぶ際は、低音域と高音域で別々のサンプルを用意する場合がよくあるので、低音、高音ともに納得のいく音を選んであげましょう。今回は低音、高音とサンプルを分けず、1つのサンプルを使用しました。

また、Kickを選ぶ際は波形もよくみましょう

迫力のある”ドン、ドン!”と響かせたい曲なら下の画像のようなKickを使用するのも良いでしょう。

今回のKickの波形は下のような感じです。音量が小さくなるまでの時間が短いです。これによって、迫力には欠けるものの、全体としてスッキリしたサウンドに仕上げることが出来ます。

Snare

Snareを選んだり、ミックスするときは、初めの頃はついつい大きくてアタックの強いサンプルを選びがちですが、上のように控えめなsnareで十分な場合は多いです。

今回の曲ではsnareを目立たせる意図はないので、控えめで伸びの少ないサンプルを使用しました。ミキシングの時のアドバイスは、snareを目立たせようとして過度にリバーブやディレイをかけたり、音量を上げるより、他の要素を調節してsnareが聴こえるようにするのがおすすめです。

Kick, Snareだけでなく、基本的にドラムやパーカッション類では音作り以外で過度にエフェクトを掛けることはしません。

Drum loop

Drum Loopを忘れないようにしましょう。逆に、DropがスカスカならDrum Loopを入れてみましょう。場合によってはこれだけでDropスカスカ問題が解決してしまいます

と言っても、過度に目立たせるように音量を上げる必要はありません。音の隙間を埋める感じでそっと入れてあげましょう。

Whitenoise

“Chords”の所でもWhitenoiseを使用しましたが、それとは別にもう一つWhitenoiseを利用するのも良いでしょう。

上の音声ではSidechainがかかっていませんが、Whitenoiseにも軽度のsidechainを掛けた方が間延びした感がなく、キレを保つことができます。ただ、掛け方が強すぎると違和感があるのでそこらへんは調節しましょう。

最後に

これで、2回目の”ジャンル別EDM制作講座”は終了です。不明な点などがありましたらお気軽にコメント下さい!

大学のテスト前…となると少し言い訳っぽいですが、少々テキトウなところはご了承下さい!汗

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