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一人旅をしても、「本当の自分」なんて見つからない

一人旅

ジョハリの窓という有名な概念があります。


”一人で旅に出かければ、「盲点の窓」や、「未知の窓」の中に隠れた自分の魅力を発見できるかも知れない!”


その様な自分を見つける事を少しは期待していました。

一人旅に出るにあたって、他の方の一人旅のブログをたくさん拝見させていただいたところ、人との出会い、人生観の変化など、様々なことが旅の成果として書かれていました。未知の土地で未知の人々と時間を共有し楽しむ…そんな姿が多く描かれていました。

では、僕の場合はどうでしょう。3週間の一人旅を通して分かった事をお話ししたいと思います。

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進めば進むほど、「認めたくない自分」が押し寄せてくる

  • 人に自ら話しかけることができない自分
  • いつも道に迷う自分
  • 他人に興味のない自分


…などなど、挙げればキリがありませんが、旅を続けていくほど、日常生活で見えないふりをしていた、自分の認めたくない、嫌なところが浮き彫りになってきました。

人に自ら話しかけることが出来ない自分

東南アジアを一人で旅していると、日本人はすぐに見分ける事が出来る様になります。”日本人オーラ”みたいなものがあるのかどうかは分かりませんが、顔立ちやたたずまいで割と簡単に見分ける事ができます。


ですが、僕は旅先で同じく一人旅の日本人を見かけても声をかけた事はありません。いや、かける事ができなかったのです。


一度マレーシアで本気で声を掛けようか迷ったこともありましたが、結局怖くて声を掛ける事ができませんでした….


ビビりだったのです笑


日本人のみならず、外国人でも一人旅の方は割といて、声を掛けようかと思ったこともありますが、一回も声をかけませんでした笑

結局、3週間一人旅をして、自分から声をかけた回数は0回でした。


0回て…改めて考えてみると悲しすぎですね笑

いつも道に迷う自分

ここでの「道」は、普通に道路などの事です。モバイルwifiなど何も設定しなかったため、一人旅の最初の1週間くらいはどこか行く前に行き方を調べて、そのサイトの内容をスクショして外に出ていました。


これでほぼ毎回迷っていました笑 (リサーチの意味)


そのため、外に出ては携帯とにらめっこし、最終的には現地の人に道を聞くか、徒歩で行く予定だったのを諦めてタクシーやトゥクトゥクなどを使って移動したりしていました。

ラオスで出会った日本人の方にmaps.me(オフラインでも使える地図アプリ)を教えてもらい、タクシーやトゥクトゥクを使う機会は減ったものの、それでも一発で目的地に着く事はほとんどありませんでした(なんで…?笑)

maps.meの位置情報のズレもありますが、ほぼ毎回目的地を一度通り過ぎてから微調整に入る…なんて事を繰り返していました。

道に迷うたびに、「なんで自分はろくに目的地へたどり着くこともできないのだろう」と半ば絶望してましたが、旅の後半は何をしてもどうせ一発で目的地に着く事はないと分かっていたので目的地を通り過ぎていても「あ、通り過ぎてた(無)」くらいのテンションで落ち着いてました笑

他人に興味のない自分

面白い!と思った人の事はかなり長い期間をかけて調べたり追跡したりするのですが(ブロガーもしかり)、普段はあまり人に興味がないことを思い知らされました。

  • 自分から相手へ質問しない
  • 自分から話しかけない
  • 話を広げようとしない


これらの特徴は、ただ単にコミュニケーション能力の低い人と映るかも知れません。僕も最初はそう思っていました。

ただ、一人旅に出て分かったのは、こういうのはむしろ「他人に興味ない」ことの特徴なんじゃないかということです。

興味のある話や人に対しては色々調べたり質問したりするので、そういうことをしないという事は他人に興味ないと言い換える事が出来るのではないか? そう思う様になりました。

一人旅に出ると、日々の過ごし方の指針は見えてくるかも知れない

一人旅に出ると、理想的、妄想的な自分なんてものは存在しない事が分かってきます。

  • 周りがグループばかりのところで一人で食事を取り
  • 一人で寺を周り
  • 朝から晩まで一人

理想的な、”自分探し”的な「本当の自分」はなくて、今まで自分で蓋をしていた「本当の自分」が見えてきます。

ですが、この「認めたくない自分」と対峙する事で、日々の過ごし方、考え方が変わります。実際僕も、旅の後半にはこのことに気づき、過ごし方を変えていきました。

僕の好きなTED.talksのプレゼンで、Susan Cainの「内向的な人が秘めている力」というものがあります。彼女はプレゼンの中で次の様な事を言っています。

静かで内向的なのは正しくない もっと外向的な人間として認められるよう 努力すべきだというメッセージを いつも受け取っていました そして心の中で そんなの間違っている 内向的なことに― 悪いことなんてないのにと感じていました でもそういう直感をずっと押し殺していて こともあろうに金融街の弁護士になりました ずっとなりたかった作家ではなく・・・ 自分だって大胆さや自信を持って行動できると 証明したかったというのもあると思います そして賑やかなバーによく出かけました 本当は友達と落ち着いて食事したい気分のときでも・・・ そういう自己否定的な選択を ほとんど反射的にしていて 自分ではそんな選択をしていると気づいてもいませんでした 

スーザンケイン 「内向的な人が秘めている力」

僕もこの気持ちはよく分かります。なんか派手にパーティーをしたり、騒いだり… こういう過ごし方の方がまるで人生を謳歌している様に見えるので、自分に嘘をついてこの様な外向的路線を無理に歩もうとするのです。

ただ、「認めたくない自分」と向き合い、じっくり考えるとそれは良い選択肢ではないことが分かってきます。

本当に自分がやりたい事と、社会から押し付けられていつの間にか「自分のやりたい事」となっている、本当はやらなくてもいい事。

過ごし方の指針。これが、僕の一人旅の大きな成果と胸を張って言えます。

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