バンコクからカンチャナブリへ国鉄で向かう【東南アジア一人旅】

東南アジア

前回: ワットパクナムで少しがっかりした話と、初めての値段交渉【東南アジア一人旅】

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タイ カオサンロード

完全なる予定

「いや、僕はこれから予定があるんだ」


この言葉は基本的には通用しません。


僕はカオサンロードについた初日に水上マーケットに誘われました。
その時はこの言葉を10回くらい言って超強引に押し切りました。
それくらいやらないと、向こうは諦めません。


この日、僕は13:55トンブリー駅発の国鉄でバンコクから150kmほど離れているカンチャナブリへ行かなければいけませんでした。


カンチャナブリのドミトリーの予約をしているため、この予定は絶対で、変更はありえません。
そして、それまではカオサンロードの近くでゆっくり過ごそうかと思っていました。


この予定も絶対です。


しかし、この日、その完全なる予定が崩されようとしていました。

「水上マーケットに来て!」

朝9時前、朝食を取ろうとカオサンロードの近くの裏カオサンロードの道を歩いていました。


歩いていると、20代なのか30代なのか分からないお兄さんに「こんにっちは!」と話しかけられました。
僕は条件反射でそれに応えてしまいました。


こういうのは、予定があるときは応えてはいけません。
彼らは我々の予定を破壊してでも自分の要件を通そうとします。


案の定、彼は僕を水上マーケットへ連れて行こうとしました。


兄さん「おお~、日本人! 水上マーケット! 水上マーケット! 」


僕「いや、僕はこれk…」


兄さん「水上マーケットぉ~! 〇〇~!!(水上マーケットの素晴らしさを説く)」


僕「んん~、それ何時からやってるの??」


兄さん「今すぐいけるぜ!! 」


(中略)


兄さん「〇〇~、だから、13:55分の電車に間に合うぜ!」


僕「んん~、じゃあ行こう!」


いや行くんかい。


さっきの「完全なる予定」はどこいった??


なぜ承諾したかというと、僕は単純に寂しかったのです。
2日ほど誰とも喋らないくらいなら訳ないのですが、他の人がワーワーギャーギャーやってるカオサンロード のようなところで一人ポツンといるのは正直僕でもたえられませんでした。


その為、この孤独感を癒そうと水上マーケットに行くことにしました。


「俺は何が何でもトンブリーから行く」

朝食を食べている間、彼はいかに自分が怪しい人間でないか、信頼されているかを僕に説いて来ました。


日本人と一緒にいる写真や、欧米人と一緒にいる写真を見せてきたり…


朝食を食べ終わった後、僕は彼の車に乗り込みました。⇦馬鹿


僕が車に乗り込むや否や、彼は僕に荷物を持ってくるように言ってきました。
なぜかと聞くと、どうやら彼としては僕を水上マーケット近くの駅からカンチャナブリへ行って欲しかったみたいです。


しかし、僕はどうしてもトンブリーから行きたかったのです。


理由は特にありません。しかし、それでも僕はトンブリーから行きたかったのです。


それと、やはり荷物を他人の車に置いておくのは嫌だったので僕は彼の提案には乗れませんでした。


車の中で面倒臭いやりとりが始まりました。


僕「トンブリーから行きたい」


彼「水上マーケットの近くの駅からカンチャナブリ行けるよ」


僕「それでも僕は、トンブリーから行きたい」


彼「荷物を車の中において、時間になったらマーケット近くの駅に行った方がいいじゃん」


僕「いや、どうしてもトンブリーから行きたいし、ホステルのオーナーとも話したいんだ(後半は嘘)


彼「いや、マーケット近くの駅から行った方が近いよ。あ、なんなら俺が車でカンチャナブリまで送って行ってあげるよ!」


僕「いや、オーナーと話したいんだ。でも今は寝てるから昼にここに戻ってきたいんだ(これも嘘)


彼「ほらほら、この写真見てよ!(中略) 日本人でも欧米人でも、みんな友達だよ!」


これは…会話なのか??


それまでは普通にやりとり出来ていたので言語的に問題があるはずがありません。
やりとりをすればするほど彼の必死さが読み取れ、僕は急激に冷めて行きました。


絶対水上マーケットには行かないと決めた僕は、荷物を取ってくるから待ってろと言い、そのままカオサンロードへは二度と戻りませんでした。


バンコク⇨カンチャナブリ【140km】

正直昼食をどこで食べたかは覚えていません。


僕は、完璧なる予定通り、13:55分の電車に乗るために、13:30にトンブリー駅へ到着し、100バーツでカンチャナブリ行きのチケットを購入しました。


電車の外見は以下のような感じです。↓

これはトンブリー駅ではないですが、電車はこのように黄色や緑など複数の色で構成されています。


これは国鉄なのですが、やはりバンコク市内を走っているスカイトレインなどに比べたらかなりボロいです。


まあ、それが良いんですが笑


僕はチケットを買うと、車内に乗り込みました。


予想はしていたのですが、やはり車内は欧米人が多かったです。
(と言ってもカオサンロード に比べると全然ですが…)


僕は人があまりいない場所を探して、腰を掛けました。


13:55分、列車が定刻通りに出発しました。
最初はかなりゆっくり目でしたが、30分ほど経つと次第に速度を上げていきました。


僕は車内でゆっくり休もうと思っていました。


無理でした。


窓が開いていたのですが、電車のスピードが早いため、外からなんか植物の断片ようなものがものスゴイスピードで車内に入り込んできました。


窓がボロいため、閉めることができませんでした。


従って、僕はバンコクからカンチャナブリまでの約4時間、一睡もする事が出来ませんでした。


僕は約4時間、ひたすら植物の粉末と戦いながらも必死に窓の外の景色を眺めていました。
静かな車内で、日本とはまた違った感じの田舎の景色を4時間みつめていました。


約4時間半後、カンチャナブリに到着しました。
このまちで、僕は2日間ほどのんびり過ごそうと思いました。


つまらない割に少し長くなってしまったので、今回はここら辺までにしておきます。

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