現在、東南アジアの中では特にタイが旅行先として人気なようですが、じわじわとラオスも注目を集めるようになってきました。
というのも、自分の身近で起こった話だと美容師さんや留学エージェントさんと会った時に

いや〜、実は3週間東南アジアに一人旅に出かけていました。タイ、ラオス、ベトナム、マレーシアなんですけど〜
と言ったところ、

そうなんですね!実は私今ラオスすごい興味あるんです!!
と、”ラオス”という言葉に対してかなり反応が良かったので間違いありません(標本数 = 2)。
そこで今回は、まだまだタイやフィリピン、ベトナムの影に隠れているラオスの魅力を存分に伝えていきたいと思います!
ラオスの基本情報
ラオスはタイとベトナムに挟まれており、やや小さいイメージがありますが本州と同じくらいということで意外と面積は広いです。
しかし、その本州程度の面積に暮らしているのは約700万人。東京都の人口以下です。
公用語はラーオ語で、日本人の僕からするとタイ語と見分けがつきません。
通貨はキープです。聞きなれない方が多いかと思います。実際、僕はラオスに入って初めて知りました笑
ちなみに首都はビエンチャンですが、日本の東京のように「The 首都!」という感じではありません。あくまでもラオス = のどか なスタンスを保っています。
ラオスの代表的な滞在地3選
ラオスには代表的な以下の3つの都市があります。
- ビエンチャン
- バンビエン
- ルアンパバーン
それぞれの滞在地について述べていきたいと思います。
ビエンチャン
まずは首都、ビエンチャンです。
ここは確かに首都です。が、先ほども言った通り、「日本の東京」的なテンションで考えてはいけません。ここには何もないのです。
いや、何もないことはないです。道路があって、建物があって...
ただし、他の国の首都でよく見る大型ショッピングモールや高層ビルなどはありません。首都にして田舎です(影が薄すぎて僕は行きませんでしたが、今思うと行っても良かったと思います)。
ただ、ラオスは裏を返せば首都でさえものんびり過ごせる国です。東京やニューヨークなどの都会の喧騒を一切感じさせず、時間の流れは非常にゆったりしています。
そんなビエンチャンでおすすめの観光地を紹介します。
ビエンチャンのおすすめ観光地
パトゥーサイ
ラオスは独立する1949年まではフランスの植民地支配下にありました。そのため、街の中にはまだフランスの影響が色濃く残っています。
このパトゥーサイは、パリの凱旋門をモデルとして作られたと言われています。
タートルアン公園
ビエンチャンの定番スポットの1つです。街の中心部に位置するため簡単にアクセスできます。夜のライトアップ綺麗ですね^^
今のはほんの一例で、これ以外にも様々なスポットがあります。以下を参考にしてみてください。
https://skyticket.jp/guide/103527
バンビエン
首都のビエンチャンから北に進むとバンビエンという街に着きます。
僕がラオスで主に訪れたのは一番最後に紹介するルアンパバーンですが、次行くとしたら絶対バンビエンに行きます。バンビエンでは川下り、洞窟探検、バイク旅など雄大な自然を存分に楽しめます。
バンビエンのおすすめ観光地
ブルーラグーン
ブルーラグーンという名の通り、めちゃくちゃ綺麗です。色が透き通って神秘的なインスタ映えスポットです。
チュービング
やはり観光名所をまわって見るだけでは飽きてしまうので、そんな時はバンビエンで川下りしましょう!
僕もそうでしたが、観光名所を廻り続けるだけだと消耗してしまうので思い出作りにアクティビティは必須です。
ルアンパバーン
僕が主に訪れたのはここ、ルアンパバーンです。ここの魅力は何と言っても街全体が世界遺産であることです。
それではここでの魅力的なスポットを紹介します
ルアンパバーンのおすすめ観光地
クワンシーの滝
これは絶対に外せません。ただし、ルアンパバーンの中心街から30kmほど離れているので半日くらい時間が取られます。
プーシーの丘

流石にインスタの写真ばかり載せるのは気がひけるのでここで僕が撮った写真を載せます(3週間の旅の中でもこれ上手く撮れた方です泣)
これは8月終わりの午後6時に撮った写真です。丘にはたくさん人が来ていてのほほんとしていました。中心街にあるので歩いて行けます。
他の国では味わえない、ラオスの楽しみ方

やはり旅に出たからには観光地、名所を訪れて行く方が多いかと思います。僕もそう思い、タイではワット〇〇を訪れまくりました。
しかし、その「常識」はラオスでは通用しませんでした。僕のラオス(ルアンパバーン)での過ごし方は、
1日目の昼に主要な寺院を全てまわりきる⇨宿で会った日本人二人と1日目の夜にバーで飲む⇨2日目以降はカフェのテラスでのんびり一日中過ごす。
でした。ほぼ何もしてません。
ただ、正直満足度で言うと、
ルアンパバーンでの腐った生活 >>>>>>>>> タイでの寺院巡り
でした。いやルアンパバーン強すぎでしょ。さすが世界遺産(タイも良かったけどね)。
この後26時間バスでベトナムのハノイへ向かったのですが、バスに乗る前は正直だるいな〜って思っていました笑 ラオスに浸かると強制的にのんびりするように脳のプログラムが書き換えられます、多分。
僕はベトナムへ⇨マレーシアへ行かなきゃ日本に帰れなかったので少ない滞在期間でしたが、聞いた話によると、ルアンパバーンに3日滞在予定だったのが、あまりにも居心地が良すぎて2週間に滞在期間を伸ばした人がいたそうです。
ラオスに来たのなら、滞在期間を少し長めにとってのんびり過ごすことをおすすめします。この空気感は他の東南アジアの国では味わうことが出来ませんでした。
ラオスが初めての一人旅におすすめな理由

優しい人が多い
これはラオスに限った話ではないかと思いますが、特にラオス人は、強引さがなく非常に好印象でした。
タイやベトナムの観光地にいた時は何かと声を掛けられしつこく付きまとわれましたが、ラオスではそういう事が一回もありませんでした。
ラオス初日、僕がブラブラ街を歩いていると一人の青年に「クワンシーの滝に行かない?」と誘われました。その時僕は「明日でいい?」と答えたところ、彼は「いいよ〜」と言ってくれました。
タイにいた時は「予定あるんで」とこちらが言っても向こうは「水上マーケット行こうよ!ねえ、ねえ!」と割としつこくてうんざりしていたのでこの時僕は拍子抜けしました。この時点で僕はかなりラオスに対して良い印象を抱きました。
初めての海外一人旅で英語もままならない状況だと、強引に勧誘されるのは割と精神的に疲れます。
その点、ラオスは強引なしつこい勧誘が少ないのでストレスフリーに街を楽しめます。
道に迷っているときに声をかけてくれる人もいて非常に旅行者に対して協力的です。
料理が安くて美味しい
ラオス料理は安くて美味しいです。僕がルアンパバーンにいた時は一食200円程度で腹一杯食べていました。特にカオソーイとカオニャオは一生食べてられます。
https://unusual-web.com/?p=15109
僕がラオスに来た日に会った日本人と昼ご飯を食べた時、彼はカオソーイを食べながらこちらが反応に困るぐらいずっと「うめー!うめー!」と言っていました笑
ラオス料理は日本人の口に合うと思うので是非一度食べてみてください!
治安が良い
ラオスの治安情報を見てみると2019年12月時点では全体的に危険度レベル1で黄色く染まっています。
日本はもちろんですが、タイやベトナムなどはほぼ真っ白(危険度ゼロ)なため「危険じゃん!」と思うかもしれません。
しかし、中心街から離れることがなければむしろのんびりしているせいか他のどの都市よりも安全だと感じました。
バーで飲んで酔った状態で夜宿に戻った時も、インフルエンザになりながら(笑 これは別途記事にする予定です)夜道をふらふら歩いて宿に戻った時も全く危険は感じませんでした。正直マレーシアで一人夜道を歩いている時の方が怖かったです。
また、僕が会った日本人には一人旅の女性の方も何人かおり、その中には海外一人旅が初めてだという方もいました。
海外一人旅が初めてで右も左も分からなくても、中心街から離れさえしなければ危険なことは少ないので安心できます。
「居る」だけで楽しいし、アクティビティも楽しい
ラオスは一日中のんびりしても楽しいと思える国です。きっと、一日中だらだらカフェや図書館で過ごしても「時間を無駄にした!」とは思わないでしょう。
また、先ほど紹介したバンビエンでの川下りなどの、自然の中でのアクティビティーや観光地も充実しているため、思いっきり楽しむことも出来ます。
ラオスは、アクティブな方も、非アクティブな方も両方楽しめます!
とにかく安い
ラオスはとにかく物価が安いです。宿泊費は千円以下でもセキュリティー面、衛生面双方問題ありません。
食事はバリバリの観光地であっても一食200円程度で食べれます。
さらに加えて日本からの渡航費も安いです。タイやベトナムほどではありませんが、それでも1年通して往復3〜5万円で行けます。
2週間滞在しても合計費用は10万超えないと思います(ヨーロッパだったら渡航費だけで10万程度かかる場合も少なくありません)。
安いくせに、そこに「居る」だけで楽しいラオスはもはやチートです。
さあ、ラオスへ行こう!!
航空券
僕は航空券の予約には基本的にSkyticketを使いました。クレジットカード情報とパスポート情報を登録しておけば秒で登録ができるのでオススメです。
安全性が高く、かつ値段の安い格安航空券のシェア率は年々増加していますが、それでも「やっぱ不安!」という人もいるかと思います。ただ、そういう方でも今回紹介したSkyticketや、SkyscannerなどのサイトでもJALやANAなどの便を検索することができるので非常に便利です。
宿の予約
一人旅の醍醐味の一つが現地での出会いです。
綺麗なホテルで優雅に過ごすのも良いですが、宿で出会った人たちと話す経験はなかなかありません。日本人も外国人も、そういう場所で出会う人は面白い人が多いです。
安い宿でも清潔でセキュリティーがしっかりしているところは多いので、是非宿に泊まってみましょう。
宿探しはBooking.comやagodaがオススメです。実際僕も3週間の一人旅ではほぼBooking.comを使いました。レビューや評価の数が多いので信頼性も抜群です。
クレジットカード
海外旅行保険が充実しているカードがオススメです。
僕は大学が発行しているクレジットカード(大学発行のくせにデザインはかっこいい)を使おうとしましたが、渡航3日前になり、海外旅行保険の内容がこころもとないことに気づいて急いで海外旅行保険に申し込んでしまいました。
そこで海外旅行保険が充実している【エポスカード】 がオススメです。治療費用の保証が270万円までなので、旅行者に人気のカードです。また、最短で即日発行出来るのも良いです。
>>最短即日発行
ただ、カードは一枚だけでは不安です。あとは自分の好きなカードを持っていくと良いでしょう。僕は国際キャッシュ機能がついたデビットカードであるSony Bank Walletを持ち歩いていました(デザインが良い)。
ラオス一人旅は至福である

そこにいるだけでも楽しく、安く思いっきり遊ぶこともできるラオスは初めての一人旅にうってつけです。
是非、自分の目で本物のラオスを見に行ってみてください。きっと後悔しないはずです。