まあまあ前なのですが、以下のブログ記事を投稿したところ、ルービックキューブは僕のブログのメインジャンルでないにも関わらず、現在もっとも読まれている記事となってしまいました。
この記事は20秒で揃えることを目安に書きましたが、今回は「ルービックキューブを揃えよう!」と思ってから実際に30秒で揃えられるようになるまでの最短経路(あくまで個人的な会見)を解説していきたいと思います。
最速でルービックキューブを30秒以内で揃えるには : 前提

キューブ選び
最初のルービックキューブ選びで実はもうすでに差がつく可能性があります。殆どの場合は国産のアホみたいに硬いルービックキューブを使うと思いますが、当然これはルービックキューブを早く揃えるのには向いていません。
そこでまず最初に「回しやすいキューブを見つけること」が前提条件となります。
僕が最後にルービックキューブを購入したのは2015年くらいですが、確実にその頃からキューブの性能は上がっています。現時点でのオススメはGAN354のような磁石付きのものでしょう。
Amazonでも売っています。
解法 = LBL方式
もう一つの前提は解法選びです。ここではLBL方式を選ぶのが無難でしょう。LBL方式については以下のリンクから概要が観れます。
https://www.pazru.net/LBL/lbl.html
他にもツクダ式など色々ありますが速く揃えるという観点ではLBLが一番適しています。
最速でルービックキューブを30秒以内で揃えるには : 各ステップについて

何パターン覚えれば良いか
以下の記事でも書いていますが、30パターンです。ただこれは覚えようと意識して個別に覚えるべきパターン数で、実際には70パターン程度身につける必要があります。
つまり、実際にはF2L 42パターン、OLL 7パターン、PLL 21パターンです。
F2Lを覚えるコツは上の記事に書いてありますのでそれを参考にしてみてください。
優先順位。覚える順番
今回の記事は「最速」がテーマとなっています。CrossからPLLまでたくさん手順がありますが、これらのパターンを身につける優先順位をつけると、
F2L >= PLL >>> OLL
です。OLLは57パターン程度ありますが、全て覚える必要はありません。もっとも基本的な7パターン程度を覚えれば十分です。
逆にF2LとPLLはそれぞれ全パターン覚えると良いでしょう。これらが覚えられたら30秒という目標は割と目と鼻の先です。
さらに深掘りしていきます。ルービックキューブの上達を速くするには以下のようなステップを踏んでいくと良いでしょう。
- STEP1一面(4) -> F2L(4) -> OLL(7) -> PLL(4)
まずは最も基本的なパターンを覚えます。最初はOLLに無駄に時間がかかる可能性があるので、OLLを7パターン先に覚えておくと良いでしょう。
- STEP2Cross -> F2L(42) -> OLL(7) -> PLL(4)
次にF2Lに着手していきましょう。42パターンはコツを覚えればスラスラできるようになります。
- STEP3Cross -> F2L(42) -> OLL(7) -> PLL(21)
これで30秒はおろか、20秒も狙えるようになります。
最速でルービックキューブを30秒以内で揃えるには : 練習方法

手を止めない練習
速く解こうという気持ちは分かりますが、最も重要なのは解いている時に手を止めないことです。これが時間ロスの最も大きな原因の1つとなります。
まずはゆっくり揃えながらも、手が止まらないようにしましょう。これを実現するには、今解いているキューブに注目するのではなく、次に何を揃えるかを常に考えることです。
例えば、F2Lの次のペアを探したり、OLLが終わりそうだったらPLLは21パターンのどれに当てはまるか推測するのが重要です。
一つだけ分かって欲しいことは、ゆっくり動かしても余裕で30秒で揃えられるということです。これを胸に、手を止めない練習に励んでいきましょう。多分気づいたら30秒なんてとっくにクリアしていると思います。
まとめ
今回はざっくりと、ルービックキューブを30秒で揃えるために必要なパターンと練習方法について解説しました。
もしかしたらまたルービックキューブの記事を書くかもしれないのでその時はよろしくお願いします。
最後に、僕は現在F2Lが42、OLLは7、PLLは21パターン覚えていますがこれで20秒切れます。このことがみなさんのやる気につながると嬉しいです^^
END