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【DTM】今すぐ人工知能でミックスマスタリングを始めるべき理由

音楽制作のヒント: ミキシング,マスタリング

「ミックスマスタリングに時間がかかって作編曲に時間が割けない」
「いつもテキトーにパラメータを弄ってなんとなくミックスしている」

…などと悩んでいた時期が僕にもありました。いや、正確にいうと今でもそうなのですが、ミックスマスタリングにかかる時間は大幅に減少し、今ではDTMしている時間の大部分を作編曲に当てることが出来ています。

今回は、ミックスマスタリングを人工知能で行うことのメリットについて話していこうと思います。

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ミックスマスタリングの時間が長いのはNG

現在、主にDTMには4つの工程があります。

  • 作曲
  • 編曲
  • ミキシング
  • マスタリング

皆さんはどこに一番時間をかけていますか??

プロのエンジニアならともかく、DTMを始めてまだそれほど時間が経っていない方でミキシングとマスタリングに時間をかけすぎるのはオススメできません。

僕はDTMを始めて3〜10ヶ月くらいの時に一番ミックスとマスタリングに時間をかけていました。どのくらいかというと、全盛期(笑)で12時間です。一曲にです。「今日はミキシングデー」とか言って1日が終わった日もザラにあります。

今思えば、ミキシングとマスタリングに時間をかけすぎるのは無駄とは言いませんが、効率としてはかなり悪かったと思います。

ミックスマスタリングは泥沼にはまりやすい

ミキシングとマスタリングって、完璧を求めようとするといくらでも時間をかけることが出来ます。

それ故に作編曲の時間が削られ、永遠と技術的な工程に時間を割いてしまうパターンは非常に多いのではないでしょうか。

僕は個人的に、作編曲は人々に伝えたい内容で、ミックスマスタリングが伝える技術だと思っています。

確かに「伝え方が9割」という見方もありますが、こと音楽に関しては内容の方が大事ではないでしょうか。
どんなに伝える技術があっても、内容が薄っぺらいとすぐに飽きられてしまいます。勿論伝える技術をおろそかにしてはいけませんが、それにばかり気を取られて肝心の伝える内容に磨きがかからないのであれば、それは徒労だと思います。

ミックスマスタリングの時間が長いのはNG
  • 伝える技術に気を取られて伝える内容を疎かにしないようにしよう!
  • ミックスマスタリングにかける時間を削減すれば成長速度が上がる

人工知能でミックスマスタリングの時間を削りながら質を上げる

ではどうすればミックスマスタリングの時間を削減すれば良いのでしょうか。

それに対する1つの答えが「人工知能(AI)を使う」ことです。この解決方法は実はかなりコスパが良いです。

人工知能を使うとミックスマスタリングの時間を大幅削減できる

人工知能を使うと、ミックスマスタリングの時間を大幅に削減できます。しかも質は向上します。

実際僕は人工知能を使うことで12時間かかっていたミックスマスタリングを2〜5時間程度に削減できました。

下の曲に関してはマスタリング時間は10分です笑笑 人工知能搭載プラグインのOzoneを突っ込んで自動マスタリングし、その後微修正しただけです。

SHADOWKEY – Kiss Me ft. Jellow (Lyrics) Root Introvert Remix


僕は初めて人工知能搭載プラグインのOzoneを使った時、感動しました。

それまではFL Studio付属のリミッターやEQなどで頑張っていましたがすぐに音が割れたりして音圧を上げることすら苦労していました。

それが文字通りクリック1回で全部解決したので拍子抜けしてしまいました笑

僕はそこそこ早い段階で人工知能を取り入れましたが、結果的に良かったと思っています。このおかげで作編曲により集中できるようになりました。

人工知能からミックスマスタリングを習うことが出来る【高コスパ】

また、人工知能搭載のプラグインからミックスマスタリングの手法を習うことも出来ます。

実際使ってみると、「マスタリングのEQってこんぐらい低域を出して、高域を下げるのか〜」とか「そこでローカットするのか〜」など、色々な発見があります。これは新たな指標となると同時に、今までの自分のやり方を見直す大きなきっかけになります。

誰もがDTMスクールなどでプロから教わるような環境に身を置いているわけでないと思います。独学でやっていたらどうしても独りよがりになって成長しにくいですが、人工知能を使うとそれがいわば先生役になります。

大体1つの人工知能搭載プラグインの値段は1〜3万円のことが多いですが、教わるコストと考えるとものすごく安いです。なんせDTMスクールは何十万円とかかります。そんなに気軽に行けるものではないので、こういう時に人工知能は強力な助っ人になってくれますよ!

人工知能でのミックスマスタリング時の注意点

ただ当然、メリットだけではありません。デメリットもいくつか紹介したいと思います。

まず一つ目は、完璧ではないという点です。最初の方は人工知能プラグインでの1回のクリックで満足すると思いますが、どんどん時間が経つにつれて物足りなさが出てきます。

「これさすがに低域出過ぎじゃないかな」「もっとしっかりとEQを掛けたい」「いざ書き出してみるとなんか少ししょぼい」等々…

そういう時はAIに任せつつも自分で微調整を行うことになります。人工知能でのミックスマスタリングは現時点ではまだ100点満点とは言い難いです。

よって、「人工知能プラグイン買ったからもうミックスマスタリングはしなくていいや〜!」というわけではありません。しかし、何れにせよ今まで全て自分でやっていたことの何割かを人工知能がやってくれるだけで時間とコストの大幅な削減になることは間違いないです。

人工知能ミックスマスタリングのメリット
  • 時間とコストの大幅削減
  • 人工知能が先生役になる
人工知能ミックスマスタリングのデメリット
  • 100%完璧に仕上げてくれるわけではない。いずれ不満が出てくる←対処可能

オススメの人工知能搭載プラグイン4選

Ozone

Ozone
  • 会社 : iZotope
  • 用途 : マスタリング全般
  • 種類 : Elements, Standard, Advanced
  • 価格 : 1万〜5万


まずは王道のOzoneです。この1つのプラグインにEQ、ダイナミックEQ、マルチバンドコンプレッサー、マキシマイザー、リミッターなどマスタリングに必要なものをほぼ全て網羅しています。

これらのツールは個別に買えば下手すると合計10万以上かかりますが、Ozoneでは最高でも5万以内に収められます。

Ozone9では、これらオーソドックスな機能の他に、マスタートラックで各楽器のバランス調整(普通出来ないor難しい)する機能、低域だけに特化した処理機能、8000個以上のバンド(通常は5〜10個程度)でのリファレンス機能などのぶっ飛んでいる機能が多数ついています。

これで5万円は意味が分かりません笑

Ozone使用例

僕の作っている曲のほぼ全てにOzoneを適用しています。1つ聴き比べてみましょう。

Ozoneなし
Ozone Standard適用


Ozoneを入れただけでかなり変わりましたね!最初はAIに頼りっきりでいいので是非使ってみてください!

Ozone9の購入

最新版のOzone9はElement, Standard, Advancedの順に使える機能が増えてきます。お金に余裕がある場合を除けばStandardをお勧めします。Elementとそれほど変わらない値段で十分な機能を搭載しています。そして正直AdvancedはDTM初級者が持ってもあまり使いこなせない可能性が高いです(機能が多すぎて)。

僕もStandardを使用していますがコスパ的にかなり満足しています。

iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Standard

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Standard



iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Elements

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Elements



iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Advanced

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Ozone 9 Advanced


Gullfoss

Gullfoss
  • 会社 : Soundtheory
  • 用途 : マスタリングEQ等
  • 価格 : 2万円

全自動EQです。しかもリアルタイムで。そのためEQのバンドが絶えず上下左右に動き、その瞬間瞬間にあったEQ調整を行います。頭おかしい…

ただ、これは僕の個人的な予想ですが、リアルタイムの全自動EQはこれからどんどんポピュラーになっていき、多分5年後10年後には「え、EQがリアルタイム全自動じゃない時代があったの?? 不便だっただろうな〜」みたいになっていると思います笑

早速Gullfossの有り無しで聴き比べてみましょう。

Gullfoss使用例

↓Gullfossなし

↑多分このブログ上で聴くとかなりひどいサウンドだと思うので出来ればTwitterの方で直接聞いてみて下さい。ただそれでも音がかなり篭っているのが分かるかと思います。

↓Gullfoss適用

Root Introvert – You Don't Wanna Be Lonely [NCN Release]


自分でも驚くほどクリアになりました!! この曲で初めてGullfossを使ったのですが死ぬほどビックリして即購入しました。今では愛用しています。

Gullfossの購入

2万円ですが他のEQとそれほど大差ない値段だと思います。それでいてこの機能なのでかなりコスパは良いと思います。

買う前に無料のトライアル期間を設けることも出来ます。是非一度使ってみて下さい!

>>> Gullfoss

Neutron

今紹介した2つはマスタリングが主な使用用途でしたがミキシングのツールもあります。それがNeutronです。

Neutron
  • 会社 : iZotope
  • 使用用途 : ミキシング全般
  • 種類 : Elements, Standard, Advanced
  • 価格 : 1万〜4万円程度


これは使用している時としてない時で若干違いが分かりにくいと思うのでBeforeAfter的な音源は載せません。これはDTM初心者にとってはかなり「先生役」として役立つと思います。

例えばEQでローはどのくらいの周波数から切っているかとか、コンプレッサーの設定全般など、なかなか調べても分かりずらい点で参考になることが多いです。

ですがOzone同様、これらのオーソドックスな機能だけでは終わりません。

例えば、各楽器の音量レベルを自動で調節してくれる機能(Advancedのみ)や他の楽器と被っている周波数帯を特定する機能(マスキングメーター。Standard版とAdvanced版に搭載)など、みんなが欲しいと思っている機能は基本全部あります。すごいです…

僕はStandard版なので音量調節は使えませんが、マスキングメーターはよく使っています。特に低域の被りを特定してEQ調整を行なっているので重宝しています。

Ozoneと同じくAdvanced版は高となっています。こちらも僕はStandard版を推していきたいと思います。もちろんお金があればAdvanced版でフルに機能を使うのもアリです。

Neutronの購入

iZotope ( アイゾトープ ) / Neutron 3 Standard

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Neutron 3 Standard


iZotope ( アイゾトープ ) / Neutron 3 Elements

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Neutron 3 Elements


iZotope ( アイゾトープ ) / Neutron 3 Advanced

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Neutron 3 Advanced


Nectar

Nectar
  • 会社 : iZotope
  • 使用用途 : ボーカルのミキシング
  • 価格 : 2万程度

Nectarは僕は持っていません。なぜかというとボーカルのミックスを1から手がけることがないからです。

ただ、自分で歌を歌ったり、ボカロなどに歌わせる場合は持っていて損はないと思います。こちらも自動で解析してEQなどの設定をしてくれるため、Neutronと近い立ち位置ですが、ボーカル特化のプラグインということもあり、DeEsser(耳障りな音を軽減)やリバーブなど様々な追加要素があります。

Nectarの使用例

以下の動画はボーカリストのKarra(Splice.comに登録しているならきっと名前を聞いたことがあるはず)によるNectarのチュートリアル動画です。自動で周波数解析をしてくれ、音がクリアになっているのが分かるかと思います。

How vocal producer Karra raises her voice with Vocal Assistant | iZotope Nectar 3


Nectarの購入

iZotope ( アイゾトープ ) / Nectar 3

>>> iZotope ( アイゾトープ ) / Nectar 3


まとめ : 今すぐ人工知能でミックスマスタリングを始めよう!

人工知能搭載といってもそれほど高価ではありませんし、独学でDTMをやっていても学べることがたくさんあります。

是非この機会に人工知能を使ってみて下さい!

END

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