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【当日談】慶應大学不合格体験記+今受験生に戻れたら何をするか

大学にはたくさん落ちましたが、その中でも慶應大学の不合格が特に印象に残っているのでお話しようと思います。

世の中合格体験記が殆どな中、不合格体験記はまだまだ供給不足だと感じました。今回のお話が参考になれば嬉しいです。

慶應大学不合格体験記

大体慶應の受験勉強を始めたのは入試の2週間前でした。一般入試だったので、センター試験が終わって2週間後くらいに本腰を入れ始めた感じです。

センター試験が9割とれて一つ大学が決まっており(センター利用)、気が抜けていたのもあったかもしれませんが、過去問をやっても「あんまり難しくないな...」程度の感想しかなかったため、殆ど国立の二次試験のために時間を割いていました。

そんなテキトーなテンションだったため、まず入試当日に道に迷いました笑

わざわざ会場の下見に行くのは面倒なので当日に地図を見ながら進んでいったものの、地図を見るまで自分が地図を読めないことを忘れていました。なんとか会場には間に合いましたが...

1科目 : 物理化学 120分200点満点 - 大問数: 3問

もしかしたらこの記事のタイトルや最初の方を読んで僕のことを文系だと思った方もいるかもしれませんが僕は理系です。理工学部を受験しました。

一発目は物理化学。「あ、そういや物理の勉強したっけ?」などとほざきながら問題用紙をめくり...

一問目は力学。小球を板に落とすありがちな設定。15分くらいで7割くらい埋まったので最後の方の面倒そうな問題は一旦飛ばして二問目へいきました。

二問目はソレノイド。ソレノイドの勉強はあまり時間を掛けてしていなかったため「うわ〜」と思いながらもなんとか半分くらいは埋めることができました。

僕は物理よりも化学で点数を稼ぐつもりだったので半分でも第三問で解ければ良いやと思い、次へ進みました。

第三問は波動(主に音波)。これも「なんかやだな〜」などと思い取り組むことに。ソレノイドといい、波動といい、あまり勉強してないところを出されるのは気が萎えます。

萎えながらも(ア)に取り掛かろうとしました。ですが分かりませんでした。

「これ(ア)だよね。これできないのやばくね。」

続いて(イ)、(ウ)とみるも、どれも(ア)の答えを使う雰囲気だったので一旦落ち着いて解答用紙を眺めました。

解答用紙は驚くほどの真っ白。大問三に至っては何も書いていませんでした。

この時点でおよそ50分ほど経過していました。

「化学の方が得意だから化学に時間を割こう」

と、化学へ。物理のように大問丸々分からないものはなかったものの、どれも微妙で体感的には6〜7割ほどの出来でした。

化学が終わった時点で90分ほど経過していました。普通に考えれば分からない問題に全力で取り組むべきところを僕は点数の計算をし始めました笑笑

「えーっと、ここら辺の問題は多分一問5点くらいで、大体このくらいできているから...物理化学合わせてワンチャン半分行っていないんじゃね?? ヤバイな。いや、多分この問題一問5点じゃなくて7点くらいじゃね? そうすれば...でも半分くらいか...」

なんて1mmも意味のないことに10分くらい時間を割いていました。その後は気を取り直して物理の波動に取り組むも、やはり分からないものは分からず時間終了。全体で約半分くらいといったところ。この段階では「落ちるかも...」という考えが横切ったものの、慶應理工の合格最低点と数学英語を考えるとまだ大丈夫そうでした。

試験終了後の休憩時間に高校のクラスメートと会いました。仮に∂とします。

∂「お、〇〇(僕の名前)。どうだった?」

僕「物理死んだわ笑 ∂は?」

∂「まあボチボチかな」(多分そこそこできてる)

僕「俺ワンチャン落ちたかもなー笑」

∂「数学満点取ったらいけるだろ笑」

僕「それな笑」

ああ、確かに数学満点取ったら確実に合格だわ(あほ)、なんて思い、本気で満点取りに行くつもりで次の数学の試験に臨みました。

2科目 : 数学 120分150点5問

数学は気合が入っていたこともあってか最初の方はスムーズに進みました。大問一、大問二は確か証明も含めて全て解きました。

ただ、大問三くらいから雲行きが怪しくなっていき、大問四ではついに計算ミスが...

一旦計算ミスをすると一気にペースが乱れます。まずは計算ミスをしているのかどうかを探らなければならず、計算ミスをしていることが分かったらまた長い計算をしなければなりません。

そして大問5は最後の方が分からず、また物理化学の時のように点数計算をし始め、試験が終了しました。

「取り敢えず8割くらい埋まったからいい感じかな」

と、取り敢えず空欄を埋められたことに満足しました(脳死)。

3科目 : 英語 90分150点

ここまでの状況を整理しておきます。慶應理工の合格最低点は500点満点中300点を超えることはあまりなく、大体280点前後を行き来している感じです。

僕のこれまでのガバガバ自己採点では物理化学で90点、数学で100点前後取れている計算(精度0)でした。

そこから逆算すると英語は100点くらいとれば合格可能性が高くなります。僕は普段洋書を読みまくっていたので基本的にどの大学でも英語で失敗する可能性はあまり考えていませんでした。

学術的な文章はあまり読み慣れていなかったものの、なんとか英語は7〜8割くらい解けた感覚でした。

4科目 : 帰宅→不合格

試験終了後、僕は∂と一緒に試験会場を後にしました。

三田キャンパスを出て横断歩道を渡り、後ろを振り返るとおびただしい数の受験生が行列を作っていました。それを見た僕たちは、

∂「ここにいる奴ら大体落ちるw」

僕「それなww」

「それな」...笑。この時心の中では「もしかしたら自分も「奴ら」かも」という思いはありましたね笑。

帰って数時間(or翌日。覚えていません)したのち、予備校から解答速報が出されたので自己採点をしてみました。

あまり詳しくは覚えていませんが、確か下のような感じだったと思います。

  • 物理 : 30/100
  • 化学 : 50/100
  • 数学 : 60/150
  • 英語 : 110/150
    • 合計 : 250

この時にはほぼ不合格を確信していました。ただ、受験後に掲示板を見てみるとどうやらみんな物理と数学が死んだみたいなので「ワンチャンあるかも」という思いは拭えませんでした。

物理と数学に関しては答えたところも結構間違っていましたね。力学は半分くらいしか取れず、数学の大問五は3つ目以降全て計算ミスしていたのでそこで大量失点しました。

結局、その年の合格最低点は260点くらいで普通に不合格でした。ちなみに∂は普通に受かっていました。

【不合格から見る】今受験生に戻れたら何をするか

1. 基礎を固めてミスをなくす練習に時間をかける

僕は応用問題を解くのが好きでしたが、今思えば基礎に時間を掛けた方が何倍も良いですね。物理の試験で(ア)が分からなかったのは明らかに基礎力不足でした。

「基礎固めをしっかりしろ!」とは学校でも言われていましたが、基礎学習がどうしようもないくらいつまらなく感じていた僕は応用ばっかりやっていました。

でも、今思うと基礎をしっかりやっていた方が結果的にトータルの勉強量は少なくなるので苦しまずに住むので、勉強効率を上げるために基礎をきっちりと固めますね。

後は「ミスを減らす」こと。やっぱり本当に成績の良い人はミスがすごく少ないです。「このミスがなければ20点上がっていたのに!」みたいな戯言って自分が気分良くなるだけで意味はないので、ミスの対策もやっておくべきでした。

2. 捨てる練習をする

僕は受験生の頃「全ての問題に手をつけて空欄を埋める」ということに全力を注いでいました。

実際、マークだろうが、記述式の模試や試験だろうが、トータルで9割くらいは空欄を埋めてきたと思います。

ただ、難関大学になれば時間内に解き終われない人が大半の試験が多くなります。そこでも意地を張って全部記述欄を埋めるのは、実力が伴っている場合を除き、かなり結果が出にくいです。

それよりも「この問題は8割くらい書けそう。この問題は5割、あの問題は1割も点数取れなさそう」といった予想を絶えず行い、実行することで力をいれるべき箇所が明確になり、持っている実力を正しい場所で効率的に発揮することができます。

捨てる練習はプライドが傷つくのでやりたがらない人も多いですが、対価として「点数」を上げることにつながります。

最後に

僕が「基礎固めに時間を使うべき」といったのは受験だけの話ではなく、大学に入った後も活きてきます。

僕が受験生の頃、応用問題は高尚なものだと信じ込んでいましたが、実際はパズル要素が強いと思います。受験勉強の真っ只中だと気付きにくいですが...

僕は難しいパズルを1年掛けてたくさん解いてきましたが、そこで学んだ考え方やテクニック、努力したという事実はその後の大学生活や音楽活動の足しにはならなかった気がします。

それよりも、基礎です。基礎は大学に入っても問われることですし(特に理系なら)、重要なものの考え方です。そちらに時間を使った方が何倍も有意義なことだと思います^^

END

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おととらべる

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現役理系大学生。 Programming : Java, Python 音楽活動名義はRoot Introvertです。 音楽制作でのリリース、プロモーション ByeByeCopyright -> Root Introvert - Between Our Hearts (2019年3月) AirwaveDubstepTV -> SHADOWKEY - Kiss Me(feat. Jellow) (Root Introvert Remix) (2019年10月) NoCopyrightNation(NCN) -> Root Introvert - You Don't Wanna Be Lonely(2020年2月) 7even EDM -> Root Introvert - You Don't Wanna Be Lonely(Promotion) (2020年3月、4月) InspiredByInspired -> Root Introvert - You (2020年2月) AshesToFlame Records -> Root Introvert & Isura - Reminiscent (2020年4月) 一人旅 : タイ、ラオス、ベトナム、マレーシア

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