音楽制作のヒント: 音楽制作のマインド

【DTM・作曲】1日1曲や1年100曲作曲などは作曲上達を一切保証しない

今回の記事は僕がDTM・作曲を2年くらいやってレーベルやキュレーターから曲を出したりしてきた中で感じた個人的な「解釈」です。

僕自身は2年間で20〜30曲程度しかまともに曲を作っていませんが、レーベルで曲を出したり、Spotifyの公式プレイリストに採択されたりと、「大きな」とは行かないまでも少し結果を出したので、その立場からお話していきたいと思います^^

大量作曲が目的化してしまう

mass-production

曲が作れない焦燥感・倦怠感からくる目的化

  • 1日1曲作るスピード作曲法!
  • 3ヶ月(半年、1年)で100曲作った方法紹介!

みたいなのって、よく見かけませんか? もちろんこのようなことが出来るのも一種の才能なので称賛されるのは全く悪いことではありません。

ただ、自分の「曲が思うように作れない」という状況を嘆いて100曲作る行為を神格化するのは本来の目的からそれています。

本来の目的は

  • 良い曲を作ってみんなを喜ばせたり感動させたい
  • 作曲を通して有名になりたい

といったようなものだと思います。つまり最終的には作曲の質が必要条件となっています。そしてありがちな勘違いが「量をやれば質は自ずとついてくる」というものです。

しかし、100曲、1000曲作っても曲の質が向上する保証はどこにもありません。

受験勉強と比較してみよう

100曲作曲を目的としている人は、受験勉強で

  • 取り敢えず勉強しなきゃ
  • 取り敢えずたくさん問題とかなきゃ

という状況に陥っている人と同じ匂いがします。問題をいくら解いても偏差値が上がるどころか下がる人もいますし、あまり問題数をこなさなくても成績が上がる人もいます。

成績を上げるには土台・基礎が必要です。その基礎が固まった上で問題数を解くことで成績が飛躍的に上がっていきます。

作曲も同じで、土台がないまま何百曲作ってもなかなか伸びません。その「基礎」については後ほど解説します。

学習の伴わない100曲作曲はやめよう

100-tracks

2種類の学習

今回は学習(インプット)を以下の2パターンに分類したいと思います。

  1. 意識したインプット
  2. 量をこなすことで自然と身に付く・気付くインプット

本来は1.から2.へ移行していくのが良い場合が多いです。しかし、幸か不幸か、今のネット時代では少し調べれば凄い人を身近に感じる事ができます。

そこで焦って「あの人が毎日1曲作曲しているから自分がそれ以下でどうするんだ!渇!」みたいな短絡的な結論に陥ってしまうと無駄な遠回りをしてしまう可能性があります。

まずは意識したインプットを行って基礎を固めることを意識すると良いでしょう。

少ない作曲数でも結果は出せる : 何を基礎としてインプットするべきか

ここまで

  • ただの目的化した大量作曲は意味が薄い
  • 基礎・土台があることによって成長スピードが上がる

の2点をお話しました。それでは早速DTM・作曲での「基礎・土台」の説明に移ります。

結論、基礎土台は大きく

  • 楽曲


の2種類のインプットに分かれます。もちろんこれ以外にもありますが、まずはこの2つを抑えるのが重要です。

基礎1. 音楽のインプット

まずは音楽を聴きましょう。出来れば多くのジャンルを。

僕は現在主にEDMを制作していますが、J-ROCKやJazzを参考にする事がよくあります。EDM自体でも必ず毎日新曲を聴きます。音楽を聞かない日はないです。

音楽のインプットでは、ただ聴くだけでも良いのですが、

  • どんなテンポか
  • どんなコード進行か
  • どんな音が使われているか
  • ミックスはどんな感じか

など、注目する点はいくつもあります。一つの目安としては、意識しないでも

  • 曲ごとにミックスが全く異なる

ことが理解できるくらいになればかなり良いと思います。

YouTubeで曲を聴くのももちろんありですが、サブスクサービスに入っていないなら必ず入っておきましょう。オフラインでも常に曲が聴ける状態にある事が理想です。

何のサブスクにも入っていないのなら、これを機会に是非加入して曲をオフラインでもいつでも聴ける状態にしましょう。

取り敢えずここではAmazon Music Unlimitedを紹介しておきます。意外かもしれませんが、Amazon MusicはApple MusicとSpotifyよりも収録曲数が多いと言われています(Amazon Music Unlimited : 約6500万曲、Apple Music : 約6000万曲、Spotify : 約5000万曲)。

Amazon Music Unlimited

基礎2. 型のインプット

型のインプットは簡単に言うと、

  • その音楽ジャンルでは主にどんな音がどのように配置されているか

のことです。YouTubeとかで「〇〇(ジャンル) 作り方」と検索すると出てくる事が多いです。

僕のこのブログでも以下の記事のように紹介しています。

 

この型と音楽のインプットを掛け合わせればDTMの土台が出来上がってくると思います。

練習は必要ない。いきなり実践しよう

fl-studio-workspace

僕が練習嫌いなのもあるとは思いますが、2年間DTMをやってきて何か「練習」をしたことは一度もありません。

僕がしてきたことは、

  • 作りたい理想の曲をイメージする
  • それを実現するのに必要な材料を集めて実践する

だけです。「メロディーだけを何個も作る練習」や「コードを作る練習」などは一切していません。全て1から曲を作り始めてミックスマスタリングまで終わらせています。

「耳コピ」が練習に含まれるかどうかは分かりませんが、これに関しては重要なので是非やってみましょう。耳コピの方法は以下の記事で解説しています。

 

技術的に作曲の上達スピードを上げる記事

最後に、作曲の上達スピード向上に役立ち、かつすぐに行動に移せる記事を何個か紹介します。これら以外にもDTMに関する記事は何本も出しているので是非確認して見てください^^

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おととらべる

おととらべる

現役理系大学生。 Programming : Java, Python 音楽活動名義はRoot Introvertです。 音楽制作でのリリース、プロモーション ByeByeCopyright -> Root Introvert - Between Our Hearts (2019年3月) AirwaveDubstepTV -> SHADOWKEY - Kiss Me(feat. Jellow) (Root Introvert Remix) (2019年10月) NoCopyrightNation(NCN) -> Root Introvert - You Don't Wanna Be Lonely(2020年2月) 7even EDM -> Root Introvert - You Don't Wanna Be Lonely(Promotion) (2020年3月、4月) InspiredByInspired -> Root Introvert - You (2020年2月) AshesToFlame Records -> Root Introvert & Isura - Reminiscent (2020年4月) 一人旅 : タイ、ラオス、ベトナム、マレーシア

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