「本が読めない」という悩みは多くの方が持っていると思います。
- 読もうという意欲はあるけどついつい後回しにしてしまう
- 本を開くのがなんとなく憂鬱
- ついつい途中で集中力が切れてしまう
- どんな本を読めば良いか分からない
などなど...様々あるかと思います。
よく「挫折しない本の選び方」というものがあります。しかし、そもそも「本を開く」ーしばしば憂鬱になりがちな行為ーということをしたくない時もあるはずです。僕もよく本を読みますが、目の前に本があっても開くのが面倒臭い時はよくあります。
しかし、今の時代では本を開かずとも読書が出来てしまいます。しかも、内容のクオリティーは一切衰えずに。
ということで、今回は、ついつい読もうと思っても結局本を開けずにいる方に向けて、「耳で聴く読書」を紹介したいと思います。
読書に挫折してしまう人に耳で聴く読書をすすめたい

読書の効果
まずは読書の効果について簡単にお話したいと思います。
- 視野が広がる
- 想像力・創造力が磨かれる
など、調べればいくらでも出てきます。別の記事でも少し説明しましたが、やはり
- 価値のあるコンテンツ
に触れる事は人間としての魅力を向上させます。多くの人がスマホを片手にYouTubeでの無料コンテンツで満足している間に、本当に価値のあるものに触れておくと自ずと上位に食い込めます。
そして最も大事なのは、読書をすることによって自分の今までの経験からは考えられなかった事を学ぶ事ができる事です。
そこで重要な考えを発見して生活・人生を変えることもあるので、読書は生きる上での最も強力な武器のうちの一つです。
本を手に取ることは苦手でも、スマホは手に取れるはず

「そんなこと言われても...本を手に取るのは少し億劫」と思われるかもしれません。そしてそれは無理もないと思います。
一方、スマホを手に取るのに躊躇する人はそれほど多くないと思います。むしろ、「吸い寄せられている」状態に近いのではないでしょうか。この記事もスマホやPCで閲覧しているように...
その状態から脱却するのではなく、逆にそれを利用してしまいましょう。
オーディオブックを聴こう
読書で挫折経験、苦手意識がある方にはオーディオブックがおすすめです。CDでしかオーディオブックが聴けない頃はCD1枚3,000〜4,000円することもあり、活字本と比べるとコストパフォーマンスは最悪でした。
しかし、今では月額制のオーディオブックが登場しており、ずっと安い価格で、スマホを使って本に触れる事ができます。
Audibleは特に作品数が多いです。母体があのAmazonなので、
- Amazonアカウントがあればすぐに登録可能
- まだまだ未熟なオーディオブック市場で作品数がトップクラス
- サービスが充実
と安心要素が多いです。Audibleは月額1,500円ですが、最初の30日間は無料で、退会した後も自分が所持している作品はずっと聴けるようになります。
また、一度購入して「ちょっと違うな...」と思ったら返品して違う作品を買うこともできるため、敷居は低いと思います。
>>Audibleの30日間無料体験はこちら読書のいくつかの行為を受動的にできる
僕がオーディオブックを読書が苦手・挫折経験のある方におすすめする理由の一つは、読書という能動的な行為の一部を受動的なものに置き換える事ができるからです。
活字の読書は文字を自分でどんどん読み進めていかないと一向に進みませんし、文字を追うだけではダメで理解する必要があります。
これが辛く、本を読んでいてついつい眠くなったりしてしまうのですが、オーディオブックに関してはナレーターが読み上げてくれます。
これで内容を理解するのに集中する事ができます。
オーディオブックならではの効果
活字で読む読書よりオーディオブックが劣っているわけではありません。オーディオブックならではの効果と聴き方をメンタリストのDaiGoさんがとあるWeb記事で書かれていました。
基本的にオーディオブックの目的は、圧倒的な記憶への定着です。文章そのものが頭に入ってきてフレーズを覚えちゃったりするぐらい、オーディオブックは覚えることができます。
(中略)
だから、そういうフレーズが出てくるものだったり。技術的な部分を身につけなくちゃいけないもの。特に話術とか会話系のものは、オーディオブックで聞くのと文字で読むのとはぜんぜん違うんですよ。自然にできるようになるので。
(中略)
許されるならBGMとして常に流しておいてください。なぜかというと、オーディオブックというのは、どこで聞くかとか、周りになにがあるかでけっこう効果が変わるんですね。
だから、旅行先で聞くオーディオブックと部屋で聞くオーディオブックはぜんぜん違います。散歩しながら聞くオーディオブックも違うし、運動をしながら聞くオーディオブックもぜんぜん違うんですね。
つまり、同じ音なんですけれども周りの環境の影響を受けるんです。なにか作業しながら聞いたりするので。
だから、そういう意味でいうと、いつでもどこでも聞けるようにしておく。いつでもどこでも許されるのであれば聞き続けることが大事です。
引用 :オーディオブックはこんなにすごい!“聞く読書”のメリットをDaiGoが徹底解説 (logmi Biz)
オーディオブックは、補助輪のついた自転車のようなものではなく、それ特有の性質があるのが分かるかと思います。
読書に挫折したままはもったいない

読書をする人の中で読書という行為を軽く見ている人はあまり多くないと思います。「読書? しなくてもいいよ?」っていうブログ記事などでも、最終的には読書をする人としない人で差が広がることを述べている場合が多いです。
それはやはり読書をすればその有益性を知る事ができるからです。
是非、まずはオーディオブックでの聴く読書から始めてみましょう。登録したらAudible側がおすすめの本や人気の本を自動で紹介してくれるので「何を読めば良いか分からない!」という方でもとっつきやすいです^^